こんばんは!夫に内緒の借金を、バレずに完済を目指していたところブログ経由で借金がバレてしまった専業主婦のみのりです。
初めましての方はこちら↓からご覧いただけるとスムーズに読めるかと思います。
借金はバレたほうが良かったのか、バラしたほうがよかったのか。
間違いなく後者だと思います。
しかし私はバレました。
借金がバレて一週間が経ちました。
夫とは毎日のようにお金の話をしていますが、夫は決して私を責めたりはしません。
むしろ「毎日お金の話ばっかりしてごめんね」と気遣ってさえくれます。
私はいつも通りを振舞っていますが、一体どういう態度を取れば正解なのか毎日考えてしまいます。
家計の使い込みではない。
結婚してから作った借金でもない。
でも夫は、一緒に返済していこうとしてくれています。
一人で働いて完済しろということもできたはずなのに。子どもを取り上げ、一人で出ていけと言われることも覚悟していたのに。
借金バレしたときの覚悟とは
私は他の隠し借金を持つ方のブログを読ませていただいているんですけど、基本的にバレてない方のブログばかりを読んでいました。
先日、ふと思い立って借金が身内にバレてしまった人のブログや漫画を読ませていただきました。
心臓がわしづかみにされるような気持になりました。動悸がしました。
カタカタと手が震えて、それを見たのが夜中だったんですが朝方まで寝付けませんでした。
正直、怖かったです。
自分がそうなっていたかもしれない。
いえ、これから夫の気が変わり、そうなるかも知れない…。
自分がしていた覚悟は本当の覚悟ではなかったんだと思い知らされました。
借金の理由
夫に言われました。
「借金を作った理由が意外だったんだけど、あれ本当?」
ブログに書いていることは身バレしないように嘘がちりばめられています。
でももう夫にバレた今、ここで嘘を言う必要はなくなりました。
夫が疑った借金を作った理由、そう、ギャンブルです。
ではA社の借金90万円、一万円札90枚すべてをサンド(パチンコの玉やスロットのコインに変える機械)に入れたのか?と自分に問いただしたときにそうではないことを思い出しました。
私も借金を抱えて10年です。
もう記憶もあやふやになっていて嘘が本当になりつつありました。
確かに、借金をしたキッカケはギャンブルでした。
でも今思えばギャンブルに使おうと思って借金をしたわけではなかった。
使ってはいけないお金に手を出し、どうしても必要だったお金のために借り入れ申し込みをしたんです。原因はやはりギャンブルなんですけどね。
当時は学生アルバイトでがっつり働いていたので月に10万円以上のバイト代がありました。
なので借入枠はどんどん増えました。
正社員になったらもっと増えました。
その一部は確かにギャンブルにも使用しました。
ですが、夫と出会ってからはギャンブルからは一切足を洗って生活していたのです。
ではなぜ、借金がそこまで膨らんでしまったのか。
よくよく考えたら、大きな借り入れは2つあります。
1つは通信大学の4年目の学費でした。
もう1つは市県民税の支払いでした。
学費
私の母はシングルマザーです。
学費はある程度出してもらえましたが、資格を取るための通信大学の費用は出してもらえず自分で賄っていました。
4年目、私は社会人になっていました。
勉強する時間も取れず、貯金もなく、4年目の学費の支払いがとても厳しい状態にあり、通信大学を続けるか、退学するか悩みました。
しかしお金を理由に退学するのは忍びなかったのです。
どうしても資格が欲しかった。卒業できてなければ…それがなければ私の今の国家資格は取得できなかったのです。
お金がないなら借りるしかない。当時はそういう思考だったと思います。
税金
5年近く勤務した職場を退職して、わずかな退職金をもらい、生活していました。
知らなかったんです、前年度の給料をもとに市県民税の請求が来ることを。
ある日、市役所から送られてきた納付書の束を見て、絶句しました。
30~40万ぐらいの請求だったと思います。
そのときはその請求書を無視し、滞納する重大な間違いを起こします。
でも税金関係は綺麗にしておかないといけない、とそればかりは頭にありました。
滞納していたら
払わないの?とばかりに請求書の束が来ます。
誰にも相談できませんでした。
とうとう、そろそろいい加減にしないとね?という趣旨のお手紙が来て、払えない場合は市役所に相談に来い、と書いてあり、それに従い市役所に出向きました。
役所の方に促されて、座った私は何も言えませんでした。
「どうされますか? 分割というテもありますよ」
冷静な判断ができず、私はA社から借り入れ、一括で納付したんです。
私の借金が増えた大きな理由はこの2つがまず、ありました。
でも借りる場所が悪かった。
学費だって銀行に相談すればもっと低金利で教育ローンでも組めたはずなんです。
でもあの時、
必要なお金をギャンブルで使ってしまって、お金がすぐに必要だった。
審査して、すぐに借り入れなければならなかった。当日融資じゃなければだめだったんです。
だとすると銀行では間に合わない…。
市県民税の支払いだって、わざわざA社に借りなくても良かったんです。
でもその時借りられる枠があったのがA社だった。
借りられる枠があるのだから、わざわざ銀行で融資の申し込みをしようという気にはならなかった。
そもそも、銀行でお金を借りられるということさえもあまり知らなかったのです。
それとやはり借金をする身ですから、銀行員と会うのもイヤでイヤで仕方なかったんです。
全ての始まりは、当時の私の無知と逃げにありました。
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