こんばんは！夫に内緒の借金を、バレずに完済を目指している専業主婦のみのり改め隠していた借金がバレた専業主婦のみのりです。
とうとうバレてしまいました。
初めましての方はこちら↓からご覧いただけるとスムーズに読めるかと思います。
夫がぽつり、と
「正常に戻さないと」
そう言い、家計が火の車だったこともあり私はてっきりそのことだと思っていました。
夫は以前より検討していた保険の解約を口にしました。
貯金もないのに保険の解約なんて…と思っていた私は反対しました。
しかし夫はこちらを見据えて言うのです。
「ごめん、ブログ、見た。」
正直、どこまで？と思いました。
夫にバレているであろう雑多ブログだったら何も問題はない。
夫の秘密を知っているブログだったら私の愚痴を見て気まずい思いをさせたかも知れない。
ここの借金ブログはアカウントも引っ越しているし、もしかしたらバレてない可能性もある。
そんなことを一瞬にして思い、自分から口を開くのをためらいました。
「借金、あるんやろう？」
ガラガラと何かが音を立てて崩れました。
私の10年来の秘密がバレてしまった。
夫とは約５年の結婚生活です。隠していた５年間のすべてが崩れていく音がしました。
しかし夫は
私を責めるわけでもなく怒鳴るわけでもなく
「俺も家計のマイナス黙ってたし。30歳前後で貯金がないやつなんて沢山いる、ゼロに戻してそこから頑張ればいい。正常に戻そう？」
そう言ってくれました。
もちろん夫が管理中の家計のマイナスもあります、簡単にはいきませんがそのことについても謝ってくれました。
「10年？そんなに一人で苦しんで…きつかったやろう」
「別に暗い気持ちにさせたくて言ったんじゃないよ、これで少しでもみのりの気持ちがラクになればいいと思って言ったんだよ」
夫の優しい言葉が、ますます自分がとてもひどいヤツのように感じさせました。
私は借金がバレたら怒鳴られ責められ、離婚を突き付けられると思っていたからです。
もしくは結婚前の借金なんだから自分で働いて返せ！！と言われると思っていました。
夫の優しさというか、人を許容する心の広さを読み間違え…いえ、わかっていなかったからです。
夫はさらに続けました。
「ブログ見たことは本当にごめん、ネタがなくなった？本当にごめん」
ここのブログだけでなく、収益に特化したブログも収益報告ブログもすべてバレているのでやりづらくなったのは確かですが、今ここでその心配もしてくれるんだなぁと少し笑ってしまいました。
借金返済計画
私の借金だけで110万ほどあります。
夫が言うには家計のマイナスは30万、そして保険から借り入れしていた30万。
合わせると結構な金額になります。
とりあえず消費者金融A社の分は真っ先に返済したいよね、と夫。
私は「働きに出たい」とまた言いました。
しかし夫は「そうするのがスジなんだろうけど、保険の一部を解約すれば働きに出なくても大丈夫だと思うよ」と計算し始めました。
・保険の一部解約、返戻金で返済
・私のA社（消費者金融）・B銀行の借金を夫名義の銀行から借り入れ返済（実質おまとめ）
返戻金で一気に全部解消とはいきませんが、保険を一部解約することで月々の保険掛け金も減りますし、ボーナス払いにしていた保険の掛け金もなくなります。
それを返済にあて、来年の夏には綺麗にゼロになるのではないか、と計算してくれました。
私はもう、頭が上がらなくなってしまいました。
破格の条件
私はここで目標にしていた借金完済して普通の専業主婦になりたい、と言い続けていました。
その普通の専業主婦に、近い将来なれることになります。
いいのかな、これで…と思う自分もあります。
結果的に夫に尻を拭いてもらう形になることが、どうしても気になってしまいます。
毎月もらっていた25,000円のお小遣いは、借金返済に充てていたりブログ費用に使っていたので自由になるお金は実質3,000円くらいでした。
なので、借金がバレ、返済を家計からすることになる今、お小遣いは全額没収かなと思っていました。まぁそれが妥当だとも。
ブログがバレた今、ブログ収益が少しあるのでそれが私のお小遣いになるかな、と。
しかし夫は
お小遣いを20,000円に減らす。
と言ってきたのです。
私は目が点になりました。２万円減らす、に聞き間違えたかな？とも。
「今までより使えるお金が４倍ぐらいになるけど、どう？ボーナスも３万円ぐらいあげるから。」
夫が優しすぎて涙が出ました。
夏冬の夫のボーナスで、私も少しボーナスをもらっていましたが今回は家計が火の車なのでゼロだと確信していました。
（今年の夏は出るのかイマイチ分かりませんでしたが…冬からでも十分ありがたいことです。）
働きに出ろとも言わない
借金を隠していたことに怒鳴りも責めたりもしない
でもお小遣いはあるし、ボーナスもある
普通の専業主婦に戻ることができる
恵まれすぎてはいやしないでしょうか。
私はとんでもない人を夫にしてしまったのかも知れません。
前世にすごく徳を積んだんだろうか、とまで思ってしまいます…。
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