こんばんは。夫に内緒の借金を、バレずに完済を目指しているズボラ主婦のみのりです。
まだ少し肌寒いですがあちこちで桜の開花宣言が聞かれ、春ももうそこまで来ていますね!
新生活に向けてワクワクしたり、不安になったり気持ちが落ち着かない時期でもあります。
今日は借金生活とは直接関係のない貧乏生活時代の話です。
先日、庭につくしが生えているのを発見しました。
つくし…食べたことありますか?
私は幼少のころ、祖母とよくつくし採りに行っていました。
袴を取るのが大変なんですよね!
でも卵とじや佃煮にするのが大好きで、つくし採りは毎年恒例行事でした。
それは結婚してからも同じでした。
少し、意味は違ってくるんですけれど…
結婚して、妊娠して長期入院するまでは私が家計管理をしていました。
収入も少なく、引っ越しの代出費があった後だったので食費はかなり切り詰めていました。
その時に、つくしは大活躍だったことを覚えています。
たまごとじにすれば朝ごはんに。
佃煮にすれば夕飯の副菜になるんです。
つくしの生え始めを逃すまいと、毎日散歩をしていました。
毎日つくしが食卓に並びますから、つくしを食べたことなかった夫はもしかしたらイヤだったかもしれません。
けれど食費は浮きます。馬鹿にはできませんでした。
同じ理由で…
潮干狩りもそうでした。
入場料、駐車場代がかからないフリースペースを探しては潮干狩りに行っていました。
アサリも買えば高いですから…。
酒蒸し、佃煮だけではなく、剥き身にして冷凍しておけばシーフードミックスのような使い方ができます。
砂抜きして殻ごと冷凍すればそのままお鍋に入れるだけで味噌汁もできます。
他にも…
大根やニンジンをお水に浸けて、生えてきた葉っぱをお味噌汁に使ったり…
新鮮な大根やニンジンの皮はきんぴらにしてお弁当にいれたり。
お豆腐をつぶして、フライパンで炒って味付けをすればお肉のそぼろと変わりないぐらいの豆腐そぼろができます。
そんな節約に節約を重ねていました。
固定費を削ることが難しくて、食費ぐらいしか削ることがなかったんです当時は。
今では携帯電話はキャリアを脱して、格安スマホです。
1万円近くかかっていた私の通信料も2,000円以下になりました。
あぁ、これがあの時に出来ていたらもう少し家計は楽だったのになぁ…なんて思います。
今では…
家計の管理が夫になって、私はそのような節約をしなくなりました。
家計を任されていたら、節約して少し借金返済に回していたかも知れません。
けれど、それとは関係なく、つくし採りや潮干狩りは子どもたちに教えていきたい季節の風物詩です。
祖母が私に教えてくれたように、私も子供たちに教えてあげたい。
つくし採りや潮干狩りは節約ではなく、本来は季節を楽しむものだから。
今日はつくしを採って、指を汚しながら袴を取って、ちょっとの間だけ私も童心に返ってみたいと思います。
苦い思い出も一緒に。
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